6月14日に行われた学生選抜試験(ÖSS)と同月21日に行われた外国語試験(YDS)による大学振り分けの結果が発表された。
受験者は、学生入試センター(ÖSYM)のホームページで試験の結果を知ることができ、試験結果が受験者に郵送されることはない。各受験者の振り分け結果や個人情報を含む写真付きの受験者リストは電子データとして各大学の事務局に送付される。
高等教育課程の入学手続きは、8月31日から9月7日までの間に行われる。入学志願者は手続きに必要な書類を揃え、振り分けられた大学に入学手続きをすることになる。
高等教育信用学生寮機構による奨学金や教育・学費ローン、学生寮などに申し込みをする場合は、インターネットから手続きをすることができる。
ÖSSの結果複数の大学から選択することができる者や、無試験で大学入学資格を得た合計139万332名のうち95万8628名がÖSYMに希望の進路を提出した。これらの志願者のうち、大学の学位本課程に29万97名、准課程に23万8631名の計52万8728名が振り分けられた。
今回の振り分けでは、本課程で計2万6639名、准課程で計6万1932名の合計8万8571名分が志願者不足となり、定員に満たなかった。
具体的には、国立大学の本課程で6730名、准課程で4万8名、私立大学では本課程8180名、准課程2万438名、北キプロス・トルコ共和国の大学で本課程1万810名、准課程1367名、その他の国の大学で本課程919名、准課程119名の定員割れ。
通信教育課程においては、定員制限がない本課程で13万8624名、准課程で11万4875名、定員がある本過程で2850名、准課程で1600名の学生が入学資格を得た。
大学選択ができる7513名と無試験入学資格をもつ242校の各主席学生4951名は大学の本課程入学の資格を得た。
各校の主席学生のうち1073名は無試験入学の資格によって准課程に振り分けられ、37名はÖSS受験によって准課程入学資格を手にした。
また、226名は通信教育課程に合格し、合計6287名が大学へ進学、残り1468名は進学先なしとなった。
今回の試験結果を男女別に分析すると、女子の受験者の方が男子受験者より成績が良いことがわかった。ÖSSを受験した60万3754名の女子のうち、14万5281名が本課程に、5万5642名が准課程に合格した。無試験の資格をもつ4万6173名の女子学生のうち、3万9841名が准課程に合格。また、通信教育課程に合格した女子は12万2932名だった。
一方、男子は74万6370名の受験者のうち、14万4816名が本課程に合格、7万743名が准課程、13万5017名が通信教育学部に合格した。
ÖSSを高校の最終学年で受験した58万2617名の学生のうち、14万5239名が本課程、10万7063名が准課程、4万1134名が通信教育に合格。一度大学を卒業している受験者4万4021名では、3984名が本課程、2948名が准課程、1万1948名が通信教育。昨年以前に不合格となった51万4398名のうち11万1616名が本課程、8万4975名が准課程、13万1696名が通信教育。大学に在籍したことのある31万249名では、2万9252名が本課程、4万3638名が准課程、7万3150名が通信教育。風紀上の事由以外の事由により退学となった65名の受験者は6名が本課程、7名が准課程、21名が通信教育に合格した。
障害を持つ1429名の受験者のうち、886名が本課程、准課程、通信教育のいずれかに合格した。うち211名が本課程に振り分けられた。また128名は無試験で入学資格を得た。
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:17175 )