TV「東部でスター探し!」番組、ハッキャーリ編
2009年08月13日付 Radikal 紙

ハッキャーリで初めて二つのテレビ局によって共催された「東部でスター探し!」歌謡コンテストは途中、喧嘩もあり、エキサイティングな展開となった。コンテストでは、出場者がトルコ語とクルド語で民謡(トゥルキュ)を歌っている途中で、審査員の間で論争が起こった。

「ビジョンTV」社に主催、衛星放送局「デンゲTV」の共催でウードゥルとヴァンで開催された「東部でスター探し!」トルコ語・クルド語歌謡コンテストは、2都市に続きハッキャーリでも催された。コンテストには周辺の郡や県から約70人が参加した。アタテュルク文化センターで行われたコンテストの参加者たちには二曲の民謡のうち一曲をトルコ語、一曲をクルド語で歌う規定が出された。

エキサイティングで楽しく進行したコンテストに登場したウムット・テミラーさんがクルド語で「ウズン・ハヴァ」(民謡の1タイプ)を歌った後、審査員メンバーのエニス・ベヒッチ・ユルマズ氏は、彼にトルコ語の民謡を歌うよう求めた。もう一人の審査員であるケマル・アメド氏はというと、もう一曲の民謡もクルド語にすることを望んだ。このため、ユルマズ氏とアメド氏の間に論争が起こった。コンテストを見に来ていた観客たちがこの状況に反発して、会場から出ていくと言うものもあった。そこで、デンゲTVの総合司会者のサリフ・スルトラン氏が割って入り、場を和ませた。サロンでの議論が仲良く納まったのち、ケマル・アメド氏は他のアーティストたちと一緒に舞台に登場し、みんな一緒にクルド語の民謡の伴奏で輪になって踊った。

二日に亘る「東部でスター探し!」予選で上位に入った出場者たちは、今後、トルコ予選のためにディヤルバクルに行く。コンテストで一位になった出場者にはにはアルバムとミュージックビデオの作成、それに二万トルコリラが、二位の出場者にはアルバムとミュージックビデオの作成と一万トルコリラが、三位の出場者には一万五千トルコリラの賞品が与えられる。

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( 翻訳者:清川智美 )
( 記事ID:17209 )