洪水被害の大型トレーラーターミナルをつくったのは共和人民党ーイスタンブル市発表
2009年09月12日付 Yeni Safak 紙

イスタンブル広域市によって行われた発表で、洪水被災地にある5か所の長距離輸送用大型トレーラー(TIR)ターミナルのうち4か所は共和人民党(CHP)系自治体、1か所は民主左派党(DSP)系自治体の認可によるものであることが明らかにされた。

さらに、この洪水被害における最大の悲劇の1つが起こったイキテッリのオスマンルTIRターミナルも、無認可であるとしてイスタンブル広域市によって2008年2月19日に閉鎖されていたと説明された。

■2008年に閉鎖
イスタンブル広域市が2005年に行った計画によってTIRターミナルを市街区域外に設置することが決定された。この計画で、TIRターミナルを工業団地の外に置く一方、イスタンブル広域市は無認可だとして2008年2月19日以降オスマンルTIRターミナルを閉鎖した。閉鎖されたターミナルは利用禁止となった。広域市の説明では、国家水道総局(DSİ)がこの地域で実現を望む国有化事業も、CHPによって地方行政裁判所に異議申し立てがなされたため実施できていないことが述べられた。

■4つのターミナルの認可はCHPによるもの
TIRターミナルへの認可は、当時のCHP及びDSP系の自治体によって与えられたことが明らかにされた。各TIRターミナルに認可を与えた自治体は次の通り。セデフTIR・オトパルク(CHP)、ヌルス・オト・パザル(CHP)、オスナク・ナクリヤト(CHP)、アスランTIR(CHP)、メガ・トランス(DSP)。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:17431 )