アタライ内相、「トルコ語文字にQ、X、W追加」の報道を否定
2009年09月16日付 Zaman 紙

内務大臣のベシル・アタライは、「文字に関する件は、我々の今回の(クルド問題解決策関連の)作業においてまったく議題にのぼっていない」と述べた。

国会議長であるメフメト・アリー・シャーヒンは、内務大臣ベシル・アタライと面会した。アタライ内相は、約30分続いた会見の後、国会議長に選出されたシャーヒンを祝福しに来たこと、また、現在行っている作業についての説明もしたと語った。

「(クルド問題についての)民主的解決策」の問題における任務を継続していること、今朝も高等教育機構(YÖK)のユスフ・ズィヤ・オズジャン機構長を訪問したと述べたアタライ大臣は、作業は順調に進んでいると説明した。

トルコ語のアルファベットに(クルド語の表記で用いられる)Q,W,Xの文字を加えるという方向での報道があるが、という問いに答えて、アタライ氏は次のように述べた。

「ある人々が一つのシナリオを書いているのです。我々は仕事は終わっておらず、まだ何も説明していません。これは憶測をうみがちな話題です。我々から直接、説明をきかない限り、この手の情報については慎重に取り扱ってもらいたいものです。この件について、我々はまだ発表をしていません。他の人々が書いたシナリオだと言っているのです。私たちは発表をしていません。我々の作業はまだ終わっていません。文字に関する件は、我々の作業のどの場所においてもまったく議題にのぼってはいません。」

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:17461 )