バイラムの2日目、近所にお菓子をもらいに家を出た3人の子どもが行方不明となり、警察は近隣の家を一軒一軒捜査している。
カイセリのメヴリュト・ビリジ県知事は、ラマザン・バイラムの2日目に、お菓子をもらいに家を出たまま戻っていない3人の子ども(うち2人は兄妹)を全力で捜索していると述べ、「国として可能な限りのことをしています。近隣の家は一軒一軒捜索されています。」と語った。
ビリジ知事は、今回の事件に関して行った記者会見で、「子供たちは5日前に行方不明になった。5日間もなぜ見つからないのか」という記者の問いかけに対し、その質問は正しくないと答えた。「捜査は5日でも、この先15日だって続けます。全く情報がなく、みつからなくても続けます。これを、国が必要なことをやっていないかのように表現するのは全く意味がないし、理屈に合いません」と語った。
ビリジ知事は、行方不明の子どもたちの捜索のために、警察、軍警察(ジャンダルマ)、市民防衛組織のチーム、その他捜索救出チームが動員されたことを明らかにし、こう続けた。「近隣の家を一軒一軒回って捜しています。必要なことは全てやっているのです。国として可能な限りのことをしています。『5日間も子供たちはなぜ見つからないのか』『政府機関は機能しておらず、必要なことをやっていない』といった声は正しくありませんし、そんなことをいっても何の意味もありません。」
カイセリ県タラス郡に住む、アフメト・トゥナ・テキン君(8歳)、妹のディルバ・テキンちゃん(6歳)、近所に住むテュルカン・アイさん(11歳)の3人は、一緒に近所にお菓子をもらいに行ったまま何の連絡もなく、行方不明となっている。3人の捜索のため、警察、ジャンダルマ、市民防衛組織のメンバーに加え、捜査救出チームと近隣住民も協力し、昼夜を問わず捜索を続けている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:17531 )