レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バラク・オバマ米大統領と会見した。アメリカ合衆国ピッツバーク市にあるデイビッド・エル・ローレンス・コンベンション・センターで行われたG-20サミットに参加したエルドアン首相は、サミットの最後にオバマ米大統領と会談した。オバマ大統領は、サミットに参加したリーダーたちを見送る途中で、エルドアン首相に声をかけた。オバマ大統領とエルドアン首相の会見は約15分間続いた。会見の終了後、エルドアン首相はピッツバーグからニューヨークへ向けて出発した。
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とバラク・オバマ米大統領の間で行われた会見において、中東で生じている問題とトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンの諸問題が話し合われた。
入手された情報によれば、国連安保理会議の場で、両国のリーダーがピッツバーグで会うことが決まり、それを受けたこの会見は実現した。そこでは、中東の諸問題とトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンの諸問題が話し合われた。
トルコとアルメニアの間で最近進んでいる展開は重要であるとするオバマ米大統領は、両国の関係の進展は地域情勢の視点からも重要であることを強調した。アルメニアとアゼルバイジャンの間の対立も会見の議題となり、エルドアン首相は、アメリカ、ロシアとフランスから成るミンスク・グループが、このプロセスでより積極的な方策を採ることが事態の改善に貢献するであろうとの見解を説明したことが明らかとなった。オバマ大統領は、ナゴルノ・カラバフ問題が、(この地域の問題の)解決にとって致命的な重要性をもっていることを理解しているとエルドアン首相へ伝えたという。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:17539 )