世界初のイスラム風の衣服フェア
2009年09月27日付 Hurriyet 紙

10月1日にイスタンブルで、「イスラム風衣服と装飾品フェア」が開催される。

フェアを開催するデモス・フェア組織会社の総取締役であるヒュセイン・アルスラン氏は、世界で最初のイスラム風衣服のフェアがイスタンブルで開かれるとし、フェアに関する全ての準備が完了したと明らかにした。

およそ5ヶ月間に及び濃密な作業を続けてきたこと、多くの国外の人たちと連絡を取ってきたとするアルスラン氏は、織物業者がイスラム風衣服フェアで経済危機から脱出するであろうと主張した。

また、フェアが10月1日にイスタンブル・フェアセンターで開催され10月4日まで続くことを知らせ、フェアが国内外のイスラム風衣服生産者から強い関心を受けていると明らかにした。そして、フェアでは2010年のイスラム風流行服の展示が行われ、イスラム風衣服の生産者、小売・卸売り業者と国外のイスラム風衣服の輸入業者たちが参加すると述べた。

■ 2010年の流行製品

アルスラン総取締役は、フェアに参加する国内生産者たちが熱心に輸出業者と取引を行うこと、来場する専門家たちが2010年の流行製品を選択する機会を得ることになると述べた。

参加する企業とファッション関係者たちは、新しい流行モデルを、ブースやモデルを通じて紹介する機会も得られるとし、デザイナーと企業が2010年モデルのショール、スカーフ、羽織物、マントのデザインで競い合える可能性があると明らかにした。

イスラム風衣服のフェアが、トルコの繊維輸出に新たな機会を提供するものと期待しているとしたアルスラン氏は、国内外へのフェア宣伝活動によって募られた3千人の国外専門家、1万2千人の国内参加者をもてなすと述べた。

アルスラン氏は、イスラム風衣服の他にもフェアの着想(コンセプト)に合うズボンから花嫁衣裳、夜着や子供服まであらゆる製品が展示販売されること、そして、フェアにはイラン、シリア、サウジ・アラビア、アラブ首長国連邦、イラク、リビア、モロッコ、チュルク諸国、レバノン、エジプト、ヨルダン、マレーシア、香港、インドネシア、アメリカ合衆国、フランス、カナダ、ドイツを含む30ヶ国以上の国々から人々が参加すると述べた。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:17546 )