国軍海上部隊、最新の小型ミサイル艇の運用を開始
2009年09月30日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】「デラフシュ(輝き)」と名付けられた最新のスィーナー級小型ミサイル艇が昨日、進水した。

 イラン国営通信(IRNA)によると、イラン・イスラーム共和国軍の協力の下、国防軍需省によって建造された小型ミサイル艇スィーナーは、国軍海上部隊第4区の波止場からカスピ海上に進水し、同部隊が保有する艦艇の仲間入りを正式に果たした。進水式には、国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー司令官や国軍海上部隊司令官のハビーボッラー・サイヤーリー准将が出席した。

 最新の科学技術の成果の一つとして、国内の専門家らの手によって設計・製造の全工程がなされたこの小型ミサイル艇は、レーダー、ミサイル、大砲、電子、通信など100以上のシステムを搭載し、荒波に耐え、海上でのバランスを保つ高い性能を有している。

《中略》

 アフマド・ヴァヒーディー国防軍需相は小型ミサイル艇スィーナーの進水式で、「この小型ミサイル艇はマーザンダラーン海における我々の海軍力を高めるだろう。この力は、地域の恒久的な平和と安定の拡大、そして経済発展に貢献するものだ」と述べた。

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( 翻訳者:綿引香緒里 )
( 記事ID:17578 )