アルメニア・ロビー、関係正常化支持のオバマ大統領を非難
2009年10月10日付 Zaman 紙
アメリカ・アルメニア人国民委員会(ANCA)は、トルコ・アルメニア関係正常化合意文書の署名に対し、強い反発を示した。
ANCA委員長のケン・ハチキアン氏は声明の中で、アメリカ合衆国バラク・オバマ大統領を約束を破ったとして非難した。
ハチキアン氏は、オバマ大統領が1915年アルメニア人大虐殺の事件に関する約束を守るのではなく、「全く逆の方向に進んでしまい、包囲された状態のアルメニアを苦しめるために全外交力をつぎ込んでいる」と述べた。
ANCAは、別の声明においても、「アメリカ合衆国ヒラリー・クリントン国務相が、チューリッヒでの調印式に出席したことは、悲しむべきことだ」とした。声明では、「オバマ政権が、一方的な譲歩をアルメニアに無理やり受け入れさせることは軽率な行為であり、長期的に見てより多くの問題を引き起こすであろう」と述べた。
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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:17631 )