公証人を利用した臓器売買
2009年10月11日付 Milliyet 紙

アンタリヤ警察が、9月末に6県で行なった同時捜査によって、臓器売買で逮捕された一味が、臓器購入者と提供者の間で公証人を介して売買契約を結ばせていたことが明らかとなった。
捜査により逮捕された臓器売買マフィアのリーダーであり、自分も腎臓を移植している元教師メフメト・ギュナイの車から、公証人が承認した同意書、公証人契約書と臓器提供者のリストと住民登録の写しが押収された。

16項目のリスト
黙秘権を行使しているギュナイの車から発見された16項目に及ぶリストによると、臓器提供者と購入者の間で公証人が認める同意書にサインがなされていることが明らかになった。
この文書によると、臓器の売人は住民登録を公証人に承認してもらい、提供される臓器に関しては公証人が承認した同意書を渡していた。臓器購入者も、同意書を公証人により承認してもらっていた。
警察は、リストにある人物に尋問を始める一方、押収した書類は検察に提出される証拠書類とされた。検察は、逮捕された臓器マフィアに対して起訴状を準備している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:17637 )