チャナッカレで猛威を振るうロドス風は、早朝の時間帯から勢力を増し始めた。北エーゲ海では、猛威を振るうロドス風のせいでギョクチェ島からカバテペに向かって朝7時15分に予定されていたフェリー便が中止となった。気象庁が何日も前から警告を出していた強いロドス風は、チャナッカレで今朝から猛威を振るい始めた。ロドス風は、チャナッカレ市街地で風速60メートル、北エーゲ海上では風速80メートルを記録した。このせいで、ギョクチェ島―カバテペ間で朝7時15分に予定されていたギョクチェアダ第一フェリーが中止となった。7時30分発のゲイクリ行の便はどうにか航行された。10時に予定されていたゲイクリ発ボズジャアダ行きのフェリーも強風のため中止の可能性がある。気象庁関係者は、チャナッカレでは正午以降ににわか雨の可能性もあり、夜にはロドス風の勢力も弱まると発表した。
風が木をなぎ倒す
エディルネで猛威を振るうロドス風は日常生活にも被害を与えている。風速30メートルを記録したロドス風のせいで、街では多数の樹木がなぎ倒された。さらに、倒れた木の下敷きになった一台の車が大きな損害を受けた。気温が6度も一気に下がったエディルネでは、朝から現在まで猛威を振るい続けているロドス風が正午にさらに威力を増した。風速30メートルを記録し、標高の高い地域では風速49メートルまで達したロドス風のせいで多数の樹木がなぎ倒された。チャヴシュベイ地区ロンドラアスファルト道では、スズカゲの大木が駐車中のナンバー22KC858の車の上に倒れ、道路が不通となった。車を道路沿いにある商店の前に駐車し、タバコを買いに車から降りて商店に入っていたフェルディ・アクスは、間一髪のところで巨木の被害から免れた。大通りでは多数の労働者の努力により、道路の不通は30分でもとに戻った。
エディルネ気象台の関係者は、風速30メートルを観測したロドス風がまだ続き、そして夜間に激しい雨が降ると予測している。
イズミルで台風警報
イズミル県庁は、イズミルとその周辺で予測されているロドス風に備えて、しかるべき対策を取るよう求めた。県庁が発表した文書では、気象庁の情報によると、現在イズミルとエーゲ海で猛威を振るうロドス風が風力9に勢力を増して襲ってくる恐れがあるとされた。発表では、地域で猛威を振るうことが予測されているロドス風による被害に対し、対策を取る必要があるとされた。
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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:17653 )