出生率、2.10人に低下
2009年10月15日付 Zaman 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、出席した結婚式で、新郎新婦たちに「3人子供をつくりなさい」と力説する謎がとけた。トルコ統計機構による、2001年から2008年までの出生統計の結果で、トルコの出生率が2人に下がったことが明らかになった。統計結果によれば、2001年に2.37人だった出生率が、2008年には2.1人になった。

中央人口管理システムは、2001年にオンラインに移行し、出生統計もこのデータベースから求められるようになった。この活動により、はじめて2001年から2008年にかけての出生率がわかった。それによれば、2001年には132万1890人の赤ちゃんが誕生した。2008年はこの数字が126万2千333人に下がった。誕生した赤ちゃんの51パーセントは男の子、49パーセントが女の子だった。この報告では、人口の減少に関して衝撃的な結果が明らかになった。ひとりの女性が出産をする期間(15~49歳)に出産する可能性がある平均人数を表した”合計出生率”は、2001年には2.37人だったが、2008年には2.1人になった。これによれば、ひとりの女性が出産可能な時期に産める子供の平均数は2にさがったことになる。出生率を地域別に見てみると、南東アナトリアは昨年2.74人と最も高く、西マルマラが1.16人で最も低かった。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:17666 )