TRTのドラマ「別離」に、イスラエル正式抗議
2009年10月15日付 Yeni Safak 紙
イスラエル外務省は、トルコ国営放送の1チャンネルで今週火曜日(13日)に放映されたある番組で、イスラエルの兵士がパレスチナ人の娘に銃を向けるシーンがあったことに抗議した。イェニ・シャファク紙のハカン・アルバイラク記者が政治面での相談役をつとめた「別離」という名の連続テレビドラマは、パレスチナでの残虐とそれへの抵抗を描いている。
在イスラエルのトルコ大使をイスラエル外務省に呼び出した同省は、イスラエルの兵士が子供の殺害者として描かれているのは間違いであると伝える意向だという。
イスラエルのリーバーマン外相は、文書による声明で、イスラエルの兵士が罪のない子供たちを殺しているかのように描いているシーンが、イスラエルと敵対している国ならまだしも、(そうではなく)イスラエルと外交関係にある国で放映されるのは、望ましくないと述べている。
先週、トルコはイスラエルも参加予定だった国際軍事演習を中止している。「別離」を
めぐるニュースを伝えたBBCは、イスラエルとトルコの間の関係が、近年、悪化しているとの論評を加えた。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:17667 )