せっかく分別したゴミを一緒の収集車へ―トラブゾン市
2009年10月17日付 Radikal 紙

紙、ビニール、ガラスなど廃棄後に再利用するために市内の分別ボックスへと回収されていたはずの資源ごみが、市の回収業者によって同じごみ収集車に放り込まれ、すべて一緒に捨てられていた。公正発展党(AKP)の党員が長の現市当局が、これまでの政策を見直したからだ。

ゴミ回収ボックスは紙やビニールやガラスのような再利用可能な資源ごみを回収する目的で、前のCHP党員である市長のもとで市全域に設置された。市の繁華街であるアタテュルク広場やガーズィパシャ通りのような地域に設置されたボックスは、側面を宣伝広告として活用するなどされ、市の収入源ともなっていた。

それが今朝、ガーズィパシャ通りにある分別ボックスからごみを回収する際におかしな光景が目撃されたのだ。3種類に分別されたボックスを回収するトラブゾン市の清掃業者が、紙・ビニール・ガラスなどの廃棄物が集められたボックスを一緒に一台のゴミ収集車に投げこんだのだ。清掃業者は分別ボックスを空にしてその場を離れた。

■県側:有用性が疑われる
トラブゾン市のエルギン・アイドゥン副市長は市全域で分別ボックスは使用されていなかったとし、すでに撤去作業を始めていると話す。同副市長は、ゴミ分別は今後は各家庭でスタートし、分別作業も県のゴミ処理施設で行われることになると述べた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:17681 )