在アゼルバイジャン駐在武官、国旗への処置に抗議
2009年10月18日付 Hurriyet 紙

トルコとアルメニア両国によりブルサで行なわれた(サッカー)試合でアゼルバイジャン国旗を広げるのを禁止したことへの報復として、バクーのトルコ人戦没者墓地にあるトルコ国旗が下ろされ掲揚塔ははずされた。バクーにあるトルコ大使館に駐在するオズハン・アヤシュ武官は、1130人のトルコ人戦没者墓地でトルコ国旗がおろされ時に感じた憤りを、一昨日関係するアゼルバイジャンの高官に口頭で伝えた。アヤシュ駐在武官は、トルコに対して向けられたこの反感が、アゼルバイジャンの前大統領ハイダル・アアリエフが唱えた「一民族二国家」という考えによる両国国民の友情と友愛という理念にそぐわない、と述べた。

■ 重大な間違い

戦没者墓地のトルコ国旗を下ろしたことに対して、バクー大学と平等党が反対を示した。平等党は、「この態度は、トルコ国家と国民への侮辱である」との声明を出した。「現在の両国関係における緊張関係が、こうしたとても重大な間違いを犯すことの理由にはなり得ない」と述べる一方、ANSテレビでは、戦没者墓地で国旗が降ろされた映像を放送した。アゼルバイジャンは、トルコとアルメニアの接近に反対を示すとして、6ヶ月前にも戦没者広場のすぐ隣にある宗務庁所有のモスクを修復を理由に閉鎖していた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:17689 )