ディヤルバクル市部の学校全て休校―新型インフルエンザ確認
2009年10月19日付 Radikal 紙

ディヤルバクルの4か所の学校で、5人の生徒を含む7人が新型インフルエンザに感染したことが確認された。ディヤルバクル県公衆衛生局は、ディヤルバクルの中心部の全ての学校を7日間休校にすることを決定した。本日朝、保健管理局の要請と県の通達により更に2校が休校になった。新型(H1N1)インフルエンザと確認された6人の生徒を含む7人は、それぞれの家で家族ともども隔離されている。

ディヤルバクルのカヤプナル市のフズルエヴレリ初等学校とハンテペ・シェヒットレリ初等学校で学ぶ6人の生徒と市民一人に新型(H1N1)インフルエンザウイルスが確認された。新型インフルエンザが確認された生徒たちは、自宅で家族とともに隔離されている。検査要請が殺到しているディヤルバクル県保健管理局と公衆衛生局チームは、拡大を防ぐため今日更に2校の休校を求めた。これを受けて、ディヤルバクル県は、スレイマン・ナージフ初等学校とディジュレ・ケント初等学校で二度目の通達が出るまで、休校とした。
ディヤルバクル保健管理局長のDr.ナームク・ケマル・クバット氏は、新型インフルエンザと確認された7人が自宅で隔離されていることを明らかにし、「行った検査の結果、更に2校に新型インフルエンザの疑いがあり、休校をお願いしまいた。ディヤルバクル県からの通達により、スレイマン・ナージフ初等学校とディジュレ・ケント初等学校で2度目の通達まで休校措置が行われています。隔離されている6人の生徒を含む7人のため、治療と検査は続けていきます。私たちチームは隔離されている家の前で24時間スタンバイしています。新型インフルエンザにかかった人々を自宅で隔離する理由は、ウイルスの拡大を防ぐためです」と述べた。

■ディヤルバクル県:あらゆる措置をとっている
ディヤルバクル県は、4校7人に確認された新型インフルエンザに関して行った文書での説明で、あらゆる措置がとられたことを説明した。知事により行われた説明では、以下のように述べられた。
「私たちの県では計7人が新型インフルエンザにかかりました。このうち5人は生徒で、この生徒たちが教育を受けているハンテペ・シェヒットレリ初等学校、フズルエヴレリ初等学校、スレイマン・ナージフ初等学校、ディジュレ・ケント初等学校で、10月19日月曜日から5日間休校の措置が取られました。新型インフルエンザに関してあらゆる措置がとられており、市民には進展状況をすばやく、明瞭な形で知らせるようにします」

■保健管理局局長の娘も新型インフルエンザ
ディヤルバクルの初等学校で7人の新型インフルエンザ患者が確認された後、市では4校の初等学校が5日間休校となった一方、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事を長として作られた緊急対策部は、町の全学校を休校にするかどうかを検討するために会合をもった。
ディヤルバクル市保健局長ナームク・ケマル・クバット氏は、初等学校の生徒である自身の娘M.Kも行われた検査で新型インフルエンザに感染していたと述べた。娘の検査結果を今朝受け取り、陽性が出たことを明らかにしたクバット氏は、患者の家族に不安がらないよう求めた。同氏は新型インフルエンザについてすべての対策がとられているとし、「このインフルエンザは季節的なインフルエンザより簡単に避けることができます。病気が確認された人の体温に注意することが必要です。我々は必要なすべての対策を講じました。設置された緊急対策部の活動は続けられます。すべての保健関係部局のスタッフも新型インフルエンザに警戒態勢を取っています」と述べた。

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:17694 )