アルメニア与党関係者、「トルコ議会の合意書批准は近い」
2009年10月21日付 Milliyet 紙
トルコ大国民議会(TBMM)でトルコ-アルメニア間の合意書について議論がなされる一方、アルメニアの与党である共和党のラズミク・ゾフラビヤン副党首は、トルコ国民議会が合意書を年末か、または春には批准するだろうと述べた。ゾフラビヤン副党首は、トルコはアゼルバイジャンの圧力には屈服しないと信じているとも述べた。
ラズミク・ゾフラビヤン副党首はエリヴァンでの記者会見で、トルコ国民議会が合意書を年末、または春には批准するという見通しをのべ、そもそもトルコは遅くとも4月24日までには合意書に批准しなくてはならないと述べた。ゾフラビヤン副党首はアルメニアでも批准が、トルコの後または並行して実現するだろうと述べ、2ヶ国が年末までに合意書に批准しているという希望的観測もあるとのべた。
アルメニアのメディアによると、ゾフラビヤン副党首はトルコがアゼルバイジャンによる「圧力」に屈服するとは思っていないという。同氏によると、トルコは合意書へ署名する前に、予想されるアゼルバイジャンからの圧力を注意深く計算しており、「圧力に屈服しないだろうということに関しては100パーセント確信があるわけではありません。しかしトルコは合意書に批准すると信じています」と述べた。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:17710 )