アンカラで新型インフルエンザによるトルコ初の死亡患者
2009年10月24日付 Radikal 紙

保健省のインターネットサイトで、豚インフルエンザと確認され、一定期間治療をうけていた29歳の患者が死亡したと発表された。

保健省は、アンカラで豚インフルエンザにより一人が死亡したと発表した。これにより、豚インフルエンザによる死亡がトルコで初めて現実のものとなった。同省は、29歳のムスタファ・ギュネシが、肺炎の診断を受け、病院に搬送されていたと発表した。

昨晩、保健省が行った発表は以下の通り:

肺炎との診断で、アンカラのある病院で、治療を受けていた29歳のある市民が、突然の呼吸困難が原因で、残念なことに、命を落とした。(患者から)採取されたサンプルからは、流行中のA(H1N1)型ウイルスが確認された。懸命の治療にも関わらず、(患者を)救うことができなかったこのケースは、(トルコ)国内初の新型インフルエンザA(H1N1)死亡患者となった。

2009年10月24日、20時時点で、トルコ国民で新型インフルエンザA(H1N1)の総感染者数は、958人に上っている。

国民が予防対策に真剣に取り組むこと、風邪の症状がある子供たちを学校と塾に行かせないこと、病気の症状がある人は家で安静にしていることが必要である。しかし、状態の悪化、呼吸困難、胸の痛み、息切れ、意識が朦朧とする、5日以上にわたる発熱、ひどい嘔吐を繰り返す等の症状が見られる場合には、直ちに、医師の診察を受けることが非常に重要である。

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( 翻訳者:能勢美紀 )
( 記事ID:17732 )