ヨーロッパからの投降PKK来土は、延期―エルドアン首相発表
2009年10月24日付 Milliyet 紙
エルドアン首相は、「信頼関係が揺らいでいる。ヨーロッパからの投降PKK(クルド労働者党)グループの来土は延期された」と述べた。
エルドアン首相はパキスタン訪問の途中、飛行機内で記者団の質問に答え、ハブル国境門からトルコに入国した34人のPKK兵士受け入れ式典での出来事が、国民を大いに不快にしたことについて触れた。直接名指しはさけたが、DTP(民主市民党)がこのことを政治的に利用したがっていたのだと明言し、「我々はこれに対して万事うまくいったなどと言うことはできません」と語った。
エルドアン首相は、声明のなかで次のように述べた。
「昨今の出来事を皆さんも知っているでしょう。34人の投降によって起こった出来事は明らかです。これらのことは国民に大いなる不快感を与えました。この件について対応が取られます。それを乗り越え、(解決のための)プロセスは続いていきます。我々はこれを国民団結プロジェクトとして開始しました。ひとつのことを行っている際に、他のことには手はでせません。そのために、ヨーロッパからの投降PKKグループの来土は延期されました。」
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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:17733 )