共和国記念日式典、盛大に
2009年10月29日付 Yeni Safak 紙


トルコ共和国は建国86年目を迎え、ボスフォラス大橋と乙女の塔の間でイルミネーション・レーザー光線・花火の演出によるイベントが行われた。

トルコ共和国建国86年目を迎え、ドルマバフチェ宮殿で式典が行われた。ドルマバフチェ宮殿の庭園で行われた式典では、イスタンブルのムアメル・ギュレル知事とネヴァル・ギュレル夫人が招待客を出迎えた。続いてイスタンブル広域市当局によりボスフォラス大橋と乙女の塔の間で行われるイルミネーションやレーザー光線、花火の演出をみるために、ドルマバフチェ宮殿のボスフォラス海峡側に移動した。 カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市市長はここで、「本日アタテュルクが『最も偉大な私の作品』と述べた共和国の建国86年を盛大に祝福する」と述べた。

(ルーム・セルジューク朝の)アルプアルスランから征服王スルタン・メフメト2世へ、メフメト2世からアタテュルクへ、そして今日に至るまで、この地で血を流した殉職者と戦士たち、アタテュルクの戦友たちを感謝の気持ちを込めて追悼すると述べたトプバシュ市長は、「我々は共和国を共に創設した。一つの国旗をもとに一丸となった。この国旗の下で、未来に、そして近代文明の水準に到達するのだ。イスタンブルのこの素晴らしさが世界中に知られるよう願っている。」と述べた。

スピーチの後に、ギュレル県知事とトプバシュ広域市市長、第1軍司令部ハサン・ウースズ大将は一緒にスイッチをおし、16箇所から打ち上げる48,000発の花火の打ち上げを始めた。イベントは花火が色どったほか、ボスフォラス大橋上の42箇所の点火システムにより、800メートルの火の滝が演出された。イベントではファヒル・アタクオールによって特別に作曲された音楽が演奏され、振り付けもこの音楽に合わせて行われた。 オルタキョイやベシクタシュの海峡沿いには音響装置が設置され、来場者は花火も音楽も楽しめた。ドルマバフチェ宮殿にいた招待客は、イベント終了後にトルコ国旗を手に、「10周年マーチ」の曲を歌った。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:17765 )