「対PKK軍事作戦への参加はない」北イラク・クルド自治政府報道官談
2009年11月02日付 Zaman 紙

北イラク・クルド自治政府は、クルド労働者党(PKK)に対しいかなる軍事的活動も行わないことを明らかにした。

自治政府報道官のフアト・フセイン氏は、アクニュースに対し行った会見で、トルコのアフメト・ダヴトオール外相と自治政府代表メスト・バルザーニ氏の間で行われた会議を「歴史的な会議」と評価した。同氏は、会議ではトルコとの関係について多くの話題が協議されたと述べ、クルド問題解決策とPKKについても言及した。
フアト・フセイン氏は、テロ組織PKKに対するいかなる軍事的活動へも参加しないことを明らかにし、「クルド問題の民主的解決とこのプロジェクトがどう支持されるかについて話されました。明らかなことは:クルド地域と自治政府代表はPKKに対するいかなる軍事的活動にも参加しません。しかし、政治的手段によって行われる活動は当然のことです」と述べた。
メスト・バルザーニ自治政府代表はトルコ訪問に関して公式な招待は受けなかったと述べたフセイン氏は、以下のように語った:「現在クルド地域とトルコの間の関係は高い水準まで達しました。双方の間での訪問は実現されて然るべきです。しかし現在までトルコから北イラク・クルド自治政府代表への公式な招待は無く、そのような予定もありません」

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:17794 )