保健省は、新型インフルエンザによる死者数が11人に達したことを発表した。
保健省が昨日おこなった発表では、新型インフルエンザのために治療を続けていた31歳女性と55歳の慢性疾患をかかえる男性が亡くなったことが公表された。
発表では、「この2人の死も合わせると、世界的な流行を見せる新型インフルエンザにより命を落としたトルコ国民の数は11人となった」とされた。
■病院へ行ってください
前回の発表とは対照的に、今回の発表では亡くなった人がどの県から出たのかという情報について述べられなかった事が注目された。保健省はパニックを引き起こしたくないため、このように新型インフルエンザで亡くなった人の県について情報を公表しないのだと思われる。
発表では、特に2歳未満の子供や慢性疾患がある者、妊婦、65歳以上の者で、インフルエンザの兆候が現れた時は、必ず医師に問い合わせをするよう勧められている。
これらに当てはまらない人でも、インフルエンザの兆候が出た時は自宅療養を勧めているが、症状の悪化や呼吸困難、腹痛や息切れ、また意識混濁、3日以上続く発熱やひどい嘔吐が続くといった症状が出た場合は、速やかに医師にかかることが非常に重要であるとされている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:17808 )