ミュネッヴェル殺人事件のガリプオール容疑者に求刑24年
2009年11月18日付 Yeni Safak 紙
ジェム・ガリプオ-ル容疑者が少年裁判所で裁かれるよう請求した起訴状で、容疑者は18年から24年間の懲役に処するように求められた。
ミュネッヴェル・カラブルトさん殺害に関して、2つの起訴状が準備された。これらのうちの一つの起訴状は、ジェム・ガリプオール容疑者が犯行当時18歳未満であったため、18年から24年間の実刑を要求し、少年裁判所へ送られた。もうひとつの起訴状は、容疑者6人について用意され、重罪刑事裁判所へ送られた。
情報によれば、カラブルトさん殺害に関して、二つの別々の起訴状がイスタンブル共和国検事ファルク・エルシェン・ユルマズ氏とムスタファ・オズチュルク氏によって準備され、イスタンブル共和国検察庁による検討作業が終了した。
犯行当時18歳未満であったジェム・ガリプオール容疑者に関する起訴状は、イスタンブル第1少年重罪刑事裁判所に送られた。容疑者の父であるメフメト・ニダ・ガリプオールと母のトゥライ・マクブレ・ガリプオール、伯父ハイヤム・ガリプオール等6人の容疑者に関して用意された起訴状はイスタンブル第7重罪刑事裁判所へ送られた。
起訴状で、ジェム・ガリプオール容疑者について、「計画して、子供または身体的、精神的に自分自身を守ることが出来ない人を、野獣のような感情で、苦痛を与えながら殺害した」という罪により、また18歳未満であったことを考慮して、18年から24年間の実刑判決が要求された。
父のメフメト・ニダ・ガリプオールは、「計画して、子供または身体的、精神的に自分自身を守ることが出来ない人を、野獣のような感情や苦痛を与えながら殺害した罪への加担」により、加重され、終身刑が相当するとされた。
起訴状では、ハイヤム・ガリプオール、ハビブ・クルト、メフメト・カラカヤルとアフメト・バトゥルが「犯罪者幇助」の罪によって6ヶ月から5年までの実刑判決が要求され、母のトゥライ・マクブレ・ガリプオールにも「証拠の隠滅、隠匿、変更」という罪で、6ヶ月から5年の実刑が求められた。
起訴状をそれぞれの裁判所が受理した後、容疑者らは起訴される予定だ。
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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:17901 )