ハータモル・アンビヤー部隊、25億ドル規模のチャーバハール鉄道敷設計画を落札
2009年11月11日付 Hayat-e Now 紙

道路運輸大臣は、チャーバハール自由地区で計画されている25億ドル規模の湾岸鉄道敷設プロジェクトの入札で、〔革命防衛隊傘下の〕ハータモル・アンビヤー部隊が落札に成功したことを発表した。

 ハミード・ベフバハーニー道路運輸相は、昨日キーシュで行われた第11回水産業セミナーの開会式において、次のように述べた。「この計画は3段階に分けて実施される見込みである。まず第1段階では600万トンの積荷の運搬能力を供給し、第2段階では1000万トン、最後に第3段階では2000万トンの積荷の運搬能力を供給する予定だ」。

 同相はこの開発計画のもう一つの側面として、オマーン湾に注目していることを指摘し、「これまで、ジャースクやコナーラクといった地域の開発に、適切な措置が講じられてこなかった。その理由は、インフラの未整備にある」と述べた。

 ベフバハーニー大臣は、〔オマーン湾地域には〕シャヒード・ラジャーイー港をはじめ、重要な港が7港存在すると指摘しつつ、なぜ積荷や輸出入品がペルシア湾岸の小国に流れて、そこから流通されてしまうのかと批判し、「我々がイラン南部に擁する港は、地域のハブ港へと変わらなければならない。そのためには、税関、港湾、鉄道など、われわれにペルシア湾岸諸国と競争するための条件を用意するような設備の整備が必要だ」と語った。

〔後略〕

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:17904 )