リゼ大学、イスラム風あご髭学生の定期試験受験を認めず
2009年11月20日付 Milliyet 紙

学校において、髪の毛と顎鬚の長い生徒たちが、試験を受けさせてもらえないということから問題が深刻化している。二回目となる今回の通告を発表した執行部は「禁止措置の継続を」と述べた。

リゼ大学付属であるフンドゥクル商業高等学校において、(学校側が)あるグループの生徒に対し、彼らの髪と顎鬚が長いという理由で定期試験を受けさせなかったということについて論争が起きている。
学長のナズミ・トゥラン・オクムシュオール教授が「個人的で、目的を超えてしまっているこの処罰をもう一度改めて、学生たちの不当な扱いを除く」と説明している一方で、副学長であるサデッティン・ギュルテクは、 禁止措置の継続を明らかにする二回目の通告を発表した。 問題を一層深刻化している、二度目となるこの通告は以下の通り:

■ たわいもない報道機関

「我々の学校と実施されている措置に関する報道の影響は、決定の変更やいかなる強制力ともなっていない。現代、コミュニケーションツールがいちじるしく発展し、あらゆる人物がたわいもないところや電子環境で(考えを)発表することが出来るようになっています。

高等教育法では、大学における服装に関して、厳密な規定を設けています。我々の学生に対する措置は、この法と政府の公式見解に基づいて決定されました。この措置は学長自らの指示で実施されております。欧州人権裁判所は、顎鬚の禁止の撤廃に関して、(人権侵害であるかどうかという)審議を行うことを拒否しました。これは大学における顎鬚の禁止措置が、人権侵害にはあたらないと決定されたも同然です。禁止措置が継続して行われることについて、どうぞご了承いただきたい。」

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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:17917 )