犠牲の羊・牛を切ろうとして怪我―今年も2365人が病院へ
2009年11月27日付 Milliyet 紙


専門の肉屋でないひとたちが、(決められた場所以外の)かってな場所で犠牲獣を屠る一方で、ナイフや肉用の大包丁、斧で2365人の人が自らを傷つけ、病院へ駆けつけた。

犠牲祭の初日の動物の解体の際に、再びお馴染みの光景が出現した。「素人肉屋」がかってな場所で犠牲獣を屠る一方で、ナイフや肉用の大包丁、斧で2365人の人が自らを傷つけ、病院へ駆けつけた。犠牲獣解体の間に、心臓発作や脳内出血に見舞われた人も出た。

犠牲獣の解体で死亡するという結果になった事件が、コンヤで起こった。市中のカラタイ郡のサラズオール区に住む76歳のムーサ・ヴェリムさんは、今日午前9時30分に彼の子どもたちと共同購入した犠牲の子牛を解体しようとしたところ、興奮して心臓発作を起こした。ヴェリムさんは救急車でコンヤ一般病院に搬送されたが、施されたすべての手当ても虚しく人生を終えた。

スィヴァス県のエセンテペ区では、自宅の庭で犠牲の子牛を解体している時、無理をした75歳のムスタファ・カルスルさんが脳内出血に見舞われた。スィヴァス一般病院に搬送されたカルスルさんは、ここで応急処置を受けた後、ジュムフリイェト大学の医学部病院に移された。またもスィヴァスでは、解体するために横倒しにしようとした犠牲の子牛の上に倒れた80歳のヒルミ・オズデミルさんが足を骨折した。オズデミルさんは病院で手当てを受けた。チャイボユ通りでは55歳のイブラヒム・ウユマズさんが犠牲獣解体の際に、手に紐が巻きついた結果、左手の指2本を切断した。ウユマズさんはジュムフリイェト大学病院に運ばれ、指は縫合された。

●2365人の素人肉屋 の病院搬送数

ドアン通信の各地の記者からの情報によると、様々な県で犠牲獣を解体する時に自らを傷つけた素人肉屋の数は以下のものである:エルズルムで161人、ブルサで150人、アンタリヤで136人、デニズリで110人、スィヴァスで109人、クルッカレで108人、カイセリで103人、コンヤで98人、イズミルで97人、アダナで93人、エスキシェヒルで83人、キュタフヤで75人、コジャエリで74人、アールで65人、ガズィアンテプで63人、エルズィンジャンで60人、カルスで59人、ビレジキで58人、アイドゥンで55人、サムスンで52人、ムシュで49人、ドゥズジェで47人、アルダハンで42人、ウードゥルで39人、ウスパルタで35人、シャンルウルファで34人、バルケスィルで32人、アフヨンカラヒサルで31人、ムーラで28人、チャナッカレで23人、ヨズガトで22人、マニサで21人、チョルムで20人、ネヴシェヒルで17人、ブルドゥルで14人、ボルで13人、アマスヤで12人、クルシェヒルで11人、ヴァンで10人、オルドゥで8人、スィノプで7人、ビトゥリスで7人、ハッキャーリで5人、そしてウシャクで3人。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:17961 )