イラン、WTOにイラン貿易制度の概要を報告
2009年11月26日付 Hayat-e Now 紙

イラン通商全権代表は、WTO(世界貿易機関)に我が国の貿易制度に関する報告が提出されたとの報道を認める発言を行った。

 エスファンディヤール・オミードバフシュ代表はファールス通信とのインタビューの中で、イランの貿易制度に関する報告書がWTOに提出されたとする、ある消息筋からの情報を確認した。

 ファールス通信が伝えたところによると、昨日WTO関係者は「イランは同機関への加盟交渉再開に向けた一歩を踏み出した」と述べたという。

 この人物はロイター通信に対し、「イランは今日、WTO加盟交渉の基礎となる、自国の通商政策の概要を同機関加盟各国に提出した」と述べた。

 この報道によると、現在まで同機関に加盟していない主要国として、イラン、ロシア、アルジェリア、イラクなどが挙げられるという。イランは1996年にWTOへの加盟を申請したが、アメリカの反対により現在まで同機関への加盟は実現していない。

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( 翻訳者:浅井優 )
( 記事ID:18004 )