専売公社ストライキ、支援の国会議員にも放水車から水
2009年12月17日付 Milliyet 紙
専売公社労働者たちのアブディ・イペキチ公園でのストライキに対して、警察は高圧水と催涙弾でかなり厳しく対処した。トルコ総労働組合総書記兼専売(タバコ・アルコール・穀物etc)労働組合委員長のムスタファ・トゥルケルは監視下に置かれた。共和人民党(CHP)の国会議員たちもこのストライキで催涙弾に見舞われ、警棒で殴られたりしたと主張している。
警察の介入の間、多くの労働者が、身体的不快を経験した。警察が使った催涙弾により多くの労働者が公園内で気絶した。労働者の一部は警察から逃げ、アブディ・イペキチ公園にある池に飛び込む一方、多くの労働者は警察の介入により公園周辺へと散らばった。介入の間、トルコ総労働組合総書記兼専売労働組合委員長のムスタファ・トゥルケルも監視下に置かれたことが明らかにされた。
労働者の近くにいた国会議員は、警察の介入の間、現場から離れようとしたが、何人かは警察が使用した催涙弾の被害を受けた。
■ ハンガー・ストライキが始まった
アンカラの公正発展党(AKP)の党本部の前とスヒイェ地区のアブディ・イペキチ公園でストライキをおこなった専売公社の労働者たちに対する支援は続いている。CHPのイスタンブル国会議員のチェティン・ソイサル氏は専売公社の労働者とともにハンガー・ストライキを始めると発表した。
ソイサル氏は、専売公社の労働者たちを訪問した際に新聞記者たちにたいして行った会見で、専売公社労働者たちの権利を保障しない限りハンガー・ストライキをやめないと話した。アブディ・イペキチ公園でストライキを行った専売公社労働者たちを、トゥンジェリ選出の無所属国会議員カメル・ゲンチ氏、ムシュ選出の無所属国会議員のスッル・サクク氏、ディヤルバクル選出の無所属国会議員のアキン・ビルダル氏、そして野党の一部の国会議員が訪問し、応援した。
■ シェネル氏を肩に
専売公社労働者たちに支援者の一人にトルコ党であるアブドゥッラー・シェネル党首もいる。ストライキをした労働者たちはシェネル党首をしばらくの間、肩に乗せて歩き、彼の支援に感謝した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:18094 )