代表団とともにアルビルに向かった公正発展党(AKP)アダナ選出議員デルギル・ミール・メフメト・フラトは、メスト・バルザーニ自治政府代表とサラーフッディーン県にある政府本部で会談した。
内務大臣ベシル・アタライは、クルド労働者党(PKK)に対抗するため企画された、三者戦略会議のため、アルビルで行われる会議に参加しようと北イラクに向かった。一方で、公正発展党デルギル・ミール・メフメト・フラト前副党首は、クルド自治政府代表メスト・バルザーニと会談した。フラト前副党首は、トルコ政府による「(クルド問題の)民主的解決策」の取り組みについてバルザーニ代表に説明し、クルド側の指導者は、問題は戦争という手段では決して解決されないと話した。
代表団とともにアルビルに向かった公正発展党(AKP)アダナ選出議員デルギル・ミール・メフメト・フラトは、メスト・バルザーニ自治政府代表とサラーフッディーン県にある政府本部で会談した。アルビルでテロ組織PKKに対抗するため企画された三者首脳会議に先立ち行われた会談において、フラトAKP前副党首は、クルド自治政府代表バルザーニに対し、トルコ政府による取り組みについて説明した。
クルドのインターネットサイトに掲載された情報によると、フラトAKP前副党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が(クルド問題の)解決策について真剣に取り組んでいることを強調し、「クルド語によるラジオ放送とテレビ放送が自由化されたのに加え、マルディンの大学ではクルド学科が創設された。クルド語とクルド文化の流布への先鞭がつけられた。今後、イスタンブルとアンカラでもクルド学科が創設される。クルド問題の解決について、私たちは真剣であり、すべての関係者、特にクルド自治政府がこのプロセスを支援してくれることを望んでいる」と話した。
クルド自治政府代表メスト・バルザーニは、AKP政府がクルド問題の解決について踏み出した歩みの重要性に触れ、「トルコで最近起きている悲しい事件が繰り返されないことを祈っている。トルコにおける『クルド問題の解決』のプロセスを私たちは支持する。結果的に、現在実施されている政策が奏功することとなろう」と話した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:18117 )