ドアン・グループ大揺れ―ヒュッリイェト紙主筆辞任、社主アイドゥン・ドアン交代
2009年12月30日付 Zaman 紙
昨日のヒュッリイェト紙主筆エルトゥールル・オズキョクの辞任に続き、今日はアイドゥン・ドアン氏がドアン・グループの代表取締役と執行委員を辞任したと発表した。
ドアン・グループの一般開示プラットフォーム(KAP)に対する発表では次のように述べられた。
「本日行われた執行委員会の会議で代表取締役アイドゥン・ドアン氏が取締役職と執行委員を2010年1月1日付で辞職し、執行部内で行われた選任会議でアルズハン・ヤルチュンダーが同日以降代表取締役に選任されることが決定された」
■ドアン一族は6ヶ月以内に会社経営から手を引く
今日アイドゥン・ドアン氏はドアン・グループの代表取締役を辞任したと発表した。同氏の代わりに娘のアルズハン・ヤルチュンダーが選任された。
アイドゥン・ドアン氏の辞任後すぐに行われた発表で、ドアン一族は6ヶ月以内に会社経営から手を引くと述べられた。
株式市場に対し行われた交代に関する発表は次の通り。
「ドアン・グループ執行部は、安定した成長、現在の経済力と位置の維持そして発展、海外に向けた投資活動において力のある外国企業との協力関係を構築する目的で体制を新たにする決定をとった。組織体制の強化、グループと共同経営の活発化、連結利益と決算の増加という目的の実現を目指す新しい体制は次のような抜本的変化を含んでいる。
1. ドアン・グループとドアン・メディア・グループの経営体制を簡素化し(法律により定められている必須の場合を除く)、2つのグループは共同プロフェッショナルチームが運営する。
2. 共同経営者はそれぞれの活動分野についてグループに対し報告を行う。
3. ドアン一族は、ドアン・グループの会社組織の運営活動をこれから6ヶ月以内にプロフェッショナルなCEOに委譲し、取締役としての任務に就く。さらに新体制においては前述の会社運営活動を伴わない任務に加えて、執行部での任務と共にグループ全体の戦略的発展、将来設計と連結決済に対し責任を負うこととなる。
4. 新人事では、ドアン・グループとドアン・メディア・グループの名誉会長をアイドゥン・ドアン氏が、執行部長はアルズハン・ドアン・ヤルチュンダーが務める。新体制構築はグループと共同運営総会の後、2010年上半期に完成することを目標としている」
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:18172 )