東部で大雪、811の学校への交通路、不通
2010年01月04日付 Radikal 紙


東部アナトリア地方で猛威をふるっている大雪は、依然として寒気と降雪をもたらしている。この地方では、計811村の交通が雪で閉ざされており、ムシュ県では豪雪の影響で13の小学校で授業が休講となった。また、ムシュ県の2つの郡と65村では、2日間電気がストップしている。

東部アナトリア地方で金曜の晩から始まり猛威をふるっている大雪のため、東部の人々の生活はあたかも麻痺してしまったかのようである。激しい風雪により、アール県では379村、エルズルム県では371村、ムシュ県では44村、カルス県では17村と、計811村の交通が閉ざされた。交通機関が麻痺した村の道路の復旧作業が休みなく続けられている。この大雪によりムシュ県では、雪の影響を受けた高校3校と小学校10校が休校となった。休校措置をとったこれらの学校の生徒6139名については、今後の会議で対応が検討される。ムシュ県のコルクト郡とハスキョイ郡の中心部、そしてこれらの郡の計65村では、2日間に渡ってエネルギー網で発生した障害により、電気の供給がストップしている。ムシュ県中心部では特に工業地帯における突風により、多くの工場の屋根が吹き飛んだ。道路の凍結により、エレシュキルトとホラサンにまたがるアクタシュ村近郊で1台のバスが滑って道路を外れた。道路交通隊によりバスと乗客は救出された。当局は、都市間の道路でドライバーはチェーンや滑り止め、牽引ロープを装備するよう呼びかけた。
トルコ気象庁の情報によると、降雪量はアール県で28cm、エルズルム県とカルス県で8cm、アルダハン県で3cmと計測された。アール県の高地では、降雪量が1メートルに近づいた。夜の最低気温は零下を下回り、アルダハン県で-3度、エルズルム県で-2度、アール県で-1度であった。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:18195 )