リゼでアザーン(礼拝の呼びかけ)の代わりに、ゼキ・ミュレンの歌
2010年01月10日付 Yeni Safak 紙
リゼ宗務局によって管理されている中央アザーン・システムに(アザーンとは)異なる電波が混線し、市内の170のモスクのスピーカーからおよそ5分の間、歌と民謡が流れた。
県のムフティー(宗務長)であるイルヤス・セレンリさんは説明会見で、昨日(9日)20時30分頃、中央アザーン・システムのため使用されている放送システムに外部の送信者からの送信が混ざり、歌と民謡が流されたことを述べた。
セレンリ宗務長は、事件が知れるや否や、係の者たち対応したと述べ、「その音を聞くとすぐに、担当の職員が、新中央モスク(イェニ・オルタ・ジャーミ)にある中央システムを閉じました。システムの電源は切りましたが、モスクのスピーカーからあまり好ましくない音が流れてしまいました」と語った。
リゼの170のモスクで中央アザーン・システムが適応されているというセレンリ宗務長は、以下のように続けた。
「時折故障はしていましたが、昨日起きた出来事は誰かによってわざと行われたことのようにもみえます。モスクのスピーカーから歌、民謡が流されました。私たちは誰のことも非難していませんが、モスクは人々にとって繊細な問題です。モスクの放送システムへ侵入し、このようなことをすることは良いことではありません。私たちは対策をとります。明日(11日)以降、関係者へ申しいれをし、このような行いを防ぐよう努めます。」
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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:18232 )