キプロス・ギリシャ政府は、今日(11日)始まる「強化されたプロセス」を前に、北キプロス・トルコ共和国メフメト・アリー・タラート大統領が「実施」において「4つの自由」を条件に、「(南の)ギリシャ系住民が、北キプロス・トルコ共和国で行われる選挙で、20%の有効性で、交差投票を行ってもらいたい」という提案をしたことを、受け入れられないとした。
ギリシャ政府代表ディミトリス・フリストフヤスは、昨日(10日)官邸でのギリシャ政党党首らと行った会合で、トルコ側の提案は「トルコ側のごまかしである」と主張した。トルコ側は、「交差投票」案が受け入れることの見返りとして、「統合キプロス」のトルコ国籍を有する住民が、EUの諸権利を享受できることを望んでいた。これらの権利は、キプロス島への自由な入国、自由な移動、自由な定住、自由な所有権・・・。
一方でタラート北キプロス・トルコ共和国大統領とフリストフヤス氏の間で三年間続いたキプロス交渉は、今日以降「強化された」形で続けられる。三日間にわたって行われる会談の第二部は1月25日に始められる。
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( 翻訳者:尾形知恵 )
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