イスタンブル空港で、カモメ被害
イスタンブル・アタテュルク空港で、滑走路延長工事のための土地掘り起こし作業が始まったが、雨により大量に土中から出てきたミミズを狙って何千ものカモメが飛来し、飛行機にとって障害となった。カモメは6機にあらゆるところからぶつかってきた。
イスタンブル・アタテュルク空港で雨が降ったのち、滑走路工事現場にえさを探し求めて飛来した何千ものカモメが、飛行機の着陸に障害となった。着陸の際、6機にぶつかってきたカモメの攻撃は31分間続いた。大群が去った後、滑走路ではカモメの死骸が10体見つかった。
国家空港管理局(DHMI)アタテュルク空港管理部の関係者は、前日11日夜、にわか雨が降った際、アタキョイ側で新たに始まった滑走路延長工事地区において、何千ものカモメが一気に押し寄せたと話し、以下のように述べた。
土地掘り起こし作業でミミズが発生
「この地区で始まった滑走路延長工事のための土地掘り起こし作業の最中に、雨が降ったことで現れたミミズやカタツムリといった土中生物を狙って、何千ものカモメが飛来し飛行機の運航に障害となりました。消防車についているサイレンを鳴らし続けると、カモメはこの地区から遠ざかって行きました。
23時23分に始まった飛来で、カモメは6機にあらゆるところからぶつかってきました。ただし、損害はありませんでした。ただルフトハンザ・ドイツ航空のミュンヘン発LH-3354機の前のボルトの間のライトが壊れました。ライトはすぐに替えられ、定刻どおりミュンヘンへ出発しました。」
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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:18248 )