ジャヴァーンフェクル氏、マシャーイー氏の発言を擁護
2010年01月13日付 Mardomsalari 紙
大統領プレス担当顧問のアリーアクバル・ジャヴァーンフェクル氏は、テヘラン説教師協会の特別ゲストとして招かれ、ソフトな戦争とその原因・結果について説明する中で、エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー氏を擁護する発言を行った。
インターネットサイト《ファルダー》の報道によると、この政府関係者は、最近のラヒーム=マシャーイー氏の発言に関して、テヘラン説教師協会から質問攻めにあい、マシャーイー氏を擁護するかのような立場をとった。
テヘラン説教師協会会員らは、ジャヴァーンフェクル氏がマシャーイー氏に共感しているとみなし、同氏がマシャーイー氏を擁護する姿勢を示したことに不快感を表明、この問題が民衆の意識にもたらすであろう悪影響に不満を漏らしたという。
ジャヴァーンフェクル氏は、「預言者たちが〔社会を〕正しく運営していたならば、正義は確立されていたはずだ」との最近のマシャーイー発言を擁護しながら、この発言はちょっとした過ちにすぎない(!)との見方を示した。
大統領顧問のジャヴァーンフェクル氏は大統領事務所長であるマシャーイー氏を不当にも擁護した格好だ。その一方でマシャーイー氏はこれまでも国益に反して、
イスラエルとの友好関係や、科学と宗教、人類の創造と「時のイマーム」の関係について、驚くべき発言を何度も繰り返している。
こうした一連のマシャーイー発言に関し、イランの尊敬すべき当局者ら、そして大統領個人に対して、次のような疑問が提起されている。すなわち、「政府内部にこのような人物がいることは、国家に大きな代償を負わせることにはならないか?」、「エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー以外の別の人物がこのような発言を口にした場合、そうした人物に対して厳しい対応がなされたりはしないだろうか?」、そして最後に「こうした不敬行為に対し、イランのイスラーム社会の尊厳を守るために、宗教機関は早急に反応すべきではなかったか?」という疑問である。
なお、テヘラン説教師協会の招きで、大統領事務所長のラヒーム=マシャーイー氏は月曜日の夜、信仰に関する同協会所属の宗教指導者たちの質問に答え、疑惑を晴らすために、闘う宗教指導者協会事務局を訪れる予定だ。
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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:18259 )