20リラを借りていった「どろぼう」
2010年01月20日付 Milliyet 紙

ブジャのとあるスーパーに押し入った凶器を持った強盗犯は、「20リラを借りていく」と言って、現金を持って逃走した。イズミル県ブジャ郡にて身元不明の人物が、ギュライ、マルフ・エルタシュ夫妻の経営するスーパーに拳銃を持って押し入り、20リラを強奪して逃走した。スーパーの経営者マルフ・エルタシュさんは、強盗犯が現金を借りると言っていたと説明した。

 事件は、昨日(19日火曜)23時30分頃、アドナン・カフヴェジ大通り71番地のエルタシュ・マーケットにて発生した。夜が深まる頃、店を閉めようと準備していた44歳のギュライ、マルフ・エルタシュ夫妻は、スーパーに押し入った凶器を持つ強盗犯のために恐怖の数分を過ごした。店に押し入った身元不明の強盗犯は、エルタシュ夫妻に拳銃を向け、100リラを要求した。マルフ・エルタシュさんが強盗犯に対し、レジに20リラ入っていると話したのを受け、現金を奪った強盗犯は、「100リラあれば、どうにかなったのだが、この現金を借りていく」と言い逃走した。ショックを受けた夫婦であったが、落ち着いてから状況を警官に説明した。

■容疑者を見失った
 エルタシュ夫妻が、容疑者の髪が長い金髪で、顔をマフラーで覆い、黒いジャケットと濃い色のズボンを着用していたと話したことを受け、警官らは捜査を開始した。与えられた特徴に基づき捜査を開始した警官らは、容疑者の足取りを追うことができないでいる。エルタシュ夫妻は公安局窃盗取締部で状況を説明する一方、事件に関する捜査が続いている。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:18304 )