「ファーティフ・モスク爆破!―バルヨズ行動計画」の関連文書、検察へ
2010年01月22日付 Hurriyet 紙

タラフ新聞の記者、メフメト・バランス氏は、バルヨズ行動計画に関する情報の入った4枚のCDを、昨日、イスタンブル共和国検事長補のチョラッカドゥ氏へ渡した。

バルヨズ行動計画についての情報が、昨日、イスタンブル共和国検事長補の手に渡った。タラフ新聞の記者、メフメト・バランス氏のもたらした情報により、担当する2人の検事が調査を開始した。

昨日の朝、エルゲネコン裁判の行われているイスタンブル共和国検事庁のあるベシクタシュの法廷の建物に来たタラフ新聞の記者、メフメト・バランス氏は、2003年に計画されたと主張される「バルヨズ行動計画」に関する情報が入った4枚のCDをトゥラン・チョラッカドゥ検事長補に渡した。

バランス氏は、それらに5000件ほどの文書と、176ページ分になるカセットテープの音声記録、署名入りの文書が撮影された写真、スキャナされた画像が入っていると述べた。CDをトゥラン・チョラッカドゥ検事長補へ受取書と引き換えに渡したことを明らかにしたバランス氏は、そのプロセスについて次にように語った:
「検察から私に公式な呼び出しはなかった。容疑者とされた人物の中に知り合いがいて、私は彼と会おうと法廷へ行った。そこでトゥラン・チョラッカドゥ氏とも会った。検事長が記録を受取書付きで要求したので、私は提出した。

私は計画に関連する記録の原文を見て、それを読んだ。一部はDVDの状態で、一部は文書だった。DVDにあるもののオリジナルをコピーした。他のものは写真を撮り、スキャンしたした。多くのものには番号がついており、署名が入っていた。どのパソコンから出たものか明らかだった。私に回って来たオリジナルのコピーと一緒に、これらを4枚のCDにして、受取書と引き換えにトゥラン・チョラッカドゥ検事長補に渡した。トゥラン・チョラッカドゥ検事長補は、私の情報の出所については何も問わなかった。私の渡したCDを密封した封筒に入れて、警察へ持って行った。」

イスタンブル共和国検事長補トゥラン・チョラッカドゥ氏は、ベシクタシュにあるイスタンブル裁判所からでてきたとき、これについての記者団の質問に答え、新聞と文書を調査したことを明らかにした。これに関して誓願書を提出したと述べたチョラッカドゥ氏は、「このような事件では、通常2名の検事が任務にあたる。我々は調査を開始した」と語った。

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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:18316 )