トルコの人口、7200万人に
2010年01月25日付 Hurriyet 紙

トルコの人口は、2009年末時点で7256万1312人になった。前年2008年末時点の人口は、7151万7100人であった。

■各県の新人口は以下のとおり
トルコ統計機構(TÜİK)は、「住民登録システムにもとづく2009年人口統計調査の結果」を発表した。

この報告によると、2008年時点で7151万7100人であったトルコの人口は、104万4212人増で2009年末時点では7256万1312人に達した。

2009年は、国内の81県のうち67県の人口が前年2008年に比べて増加し、残りの14県で減少した。

人口増加率が高かったのは、上から順に、チャンクル、ビレジキ、ウスパルタ。一方で、低かったのは、トゥンジェリ、アルダハン、カルスであった。

■1年で平均年齢が3ヶ月上昇
トルコの平均年齢は2008年に28.5歳だったのが2009年には28.8歳に上がった。

トルコ統計機構による住民登録システムにもとづく2009年人口統計調査の結果によると、人口の50.3%(3646万2470人)が男性、49.7%(36909万8842人)が女性であるという。

2009年にはトルコの年間人口増加率は145%となった。81県のうち67県の人口が前年2008年に比べて増加し、残りの14県の人口が減少したことが分かった。人口増加率が最も高かった3県はチャンクル、ビレジキ、ウスパルタで、反対に人口増加率が最も低かった3県はトゥンジェリ、アルダハン、カルスであった。

■人口の75.5%は県および郡の中心部に居住
全人口の75.5%は県および郡の中心部、残る24.5%は町や村(といった郊外)に暮らしている。

県および郡の中心部で暮らす人口の割合が最も高かった県は99%が都市部に暮らすイスタンブル、最も低かった県は31.9%のみが都市部に住むアルダハンであった。

トルコの人口の17.8%はイスタンブルで暮らしている。これはトルコに住む約6人に1人がイスタンブルで暮らしていることになる。2008年では1269万7164人であったイスタンブルの人口は、2009年には1291万5158人に達した。

さらに、465万802人(全人口の6.4%)が暮らすアンカラ、386万8308人(5.3%)が暮らすイズミル、255万645人(3.5%)が暮らすブルサ、206万2226人(2,8%)が暮らすアダナがイスタンブルに続いた。

また、トルコで最も人口が少ない県は、7万4710人のバイブルトであった。

■人口の67%が勤労世代
2009年のトルコの平均年齢は28.8歳という結果が出た。2008年ではこの数値は28.5歳であった。

2009年の人口の平均年齢は男性で28.2歳、女性では29.3歳であった。県および郡の中心地に住む人たちの平均年齢は28.7歳、町や村で暮らす人たちは29.1歳であった。

トルコで勤労世代にあたる15歳から64歳までの世代の人口は、人口全体の67.1%を占めている。人口の残り26%は0才から14歳の世代、7%は65歳以上の世代が占めた。

■トルコの1平方キロメートルあたりの人口密度は94人
人口密度として用いられている「1平方キロメートルあたりの人数」は、トルコ全体の平均で94人であった。
この数値を県ごとに比較すると、11人から2486人まで幅がある。たとえば、イスタンブルは2486人で人口密度が最も高い。2番目以降は421人のコジャエリ、322人のイズミル、249人のハタイ、245人のブルサが続いた。

一方で、人口密度が最も低い県は11人のトゥンジェリであった。

さらに、面積が最も広いコンヤの人口密度は51人、面積が最も狭いヤロヴァの人口密度は239人であった。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:18335 )