イスタンブルで過去31年の最低気温記録
2010年01月26日付 Yeni Safak 紙


トルコでは26日、多くの都市で晴天となるが、寒い一日となるだろう。内陸部および東部ではこの二晩は晴天となるためもっとも寒く、冷え込む夜になる。

NTVの気象情報によると、気温はマイナス20度まで下がる可能性がある。降雪は東部に移動し、27日水曜日にはやむ。28日木曜日は西部で再び10度まであがる。

マルマラ地方、北部、内陸部及び東部では27日昼頃まで厳しい冷え込みと凍結の可能性がある。

■マルマラ地方で冷え込み
イスタンブルでは25日夜の気温がマイナス7度まで下がった。これはここ31年間の最低気温となった。

ブルサの都市部では夜の最低気温がマイナス6.5度を記録し、バルケスィルではマイナス7.5度、チャナッカレではマイナス6.3度まで下がった。

これらの県の郡部では夜の気温が更に下がった。ブルサの高地に位置するケレス郡の気温はマイナス16.2度まで下がり、イェニシェヒルではマイナス15.3度になった。

バルクシェヒルのドゥルスンベイ郡では夜の最低気温がマイナス11.5度、ビガディチではマイナス9.8度、マンヤスではマイナス10.3度まで低下した。

チャナッカレの最低気温は市の中心部で記録された。チャナッカレ内の郡では気温マイナス6.3度を記録した。

エディルネでは降雪のあと気温がマイナス15度まで下がり、この影響でトゥンジャ川および屋外プールに氷が張った。

■10度まで回復
マルマラ地方では晴れ、太陽が顔を見せた。しかし冷え込みは厳しいものになる。夜の気温はトラキヤでマイナス15度、マルマラ地方一帯ではマイナス10度まで下がる。

27日に予想される降雨は冷え込みを緩和するものの、一部では雪混じりの雨が降る。木曜日には10度まで回復することが予想される。

■中部アナトリアでは濃霧と陽光
中部アナトリアでは二晩続けて厳しい冷え込みが予想される。晴れるが、霧、霞、太陽が同時にが見られる。

夜の気温はマイナス15度から20度になる見込みである。厳しい冷え込みと凍結のためドライバー及び歩行者は外出しない方が賢明。路面凍結の恐れがある。

木曜日には雨のため気温が少し上がる見込み。

■南の風(ロドス)によりエーゲ海地方では暖かくなる
エーゲ海地方では26日夜も寒さと冷え込みが続く見込み。アフヨンではマイナス10度まで低下する。27日は南風と雨により暖かくなり、厳しい冷え込みもやわらぐと予想される。

■地中海地方と南東部
アンタリヤからガズィアンテプまでの地中海地方および南東部も厳しい寒さとなる。
南東部では強風も予想されている。ガズィアンテプでは1度の予想。26日夜は凍結の恐れがあるため、農家は温室に必要な措置を取るべきである。木曜日には気温が上がる見込み。

■東部では雪模様
東部アナトリアでは雪と嵐が続く。26日夜からはいくつかの都市で天候が回復する見込み。冷たい空気のため冷え込みと凍結の可能性がある。

27日は快晴、気温もアールとエルズルムでマイナス30度近くまで上がる。

■黒海地方では厳しい冷え込み
黒海地方ではサムスン、オルドゥ、トラブゾンとリゼにいたる沿岸地域で雪が続く。気温はサムスンでマイナス1度になる。

ボルからカスタモヌまでの各地域は晴れるが、厳しい寒さが残る。

黒海地方では夜の気温がマイナス10度まで下がり日中でもマイナス5度の予想。木曜日には雨のため寒さが少しやわらぐ。

■イスタンブルでは31年ぶりに最低気温更新
イスタンブルでは26日夜は晴れ、厳しい寒さと冷え込みになる。気温はマイナス6度まで下がる。ヨーロッパ側では雪がちらつくものの、アジア側では太陽が顔をのぞかせる。

27日はマイナス5度まで上がる見込み。

■他の4つの大都市の状況
アンカラは晴れ、今晩の気温はマイナス9度の予想。
イズミルは晴れるが寒さが厳しく、マイナス6度まで下がる。27日は雨の予想。
ブルサでは晴れの見込み。気温はマイナス9度まで下がる。
アダナでは晴れるが厳しい寒さとなり、気温はマイナス4度から5度になる。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:18345 )