日本人母に子供を引き渡さない前夫らに、逮捕令状
2010年01月29日付 Hurriyet 紙

ガズィアンテプ出身の夫、フェブズィ・デニズ(32)から娘のカデル(5)を引き取るための裁判に勝訴した日本人のミチコ・デニズ(45)は、裁判所の決定が下されたにも関わらず、7か月子供と会えないでいる。

子供が奪われたと主張する日本人母は、ガズィアンテプ共和国検察に訴えを起こした。ミチコ・デニズの弁護士であるセルメト・アタイは刑事告発をした後、父親のフェヴズィ・デニズと祖父のドアン・デニズに逮捕状が出されたことを明らかにした。アタイは「子供の養育に関しては未だ解決しておりません。(父親側は子供を)母親と会わせず、面会の機会も与えませんでした」と述べた。母親であるミチコ・デニズも「カデルを引き渡してもらうことを望んでいます。7か月も彼女の顔を見ていないのです」と語った。

ガズィアンテプの家庭裁判所は、「子供の年齢が低いこと、母親の愛情を子供が必要としている」という理由で、カデルを母親側に引き渡すように判決を下している。父親であるフェヴズィ・デニズはこの決定に異議申し立てを行ったが却下される一方、娘を引き渡すために、10日間の猶予が認められた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:18368 )