ヨーロッパ査察団からイムラル島オジャラン収監牢へ、合格点
2010年02月03日付 Milliyet 紙

外務省の呼びかけで先週二日間、欧州拷問抑止委員会(CTP)のメンバーが査察のためイムラル島刑務所を訪れた。査察の結果、アブドゥッラー・オジャランが収監されている厳戒警備Fタイプ収監牢は、プラスの評価がされていることが明らかになった。

査察団の訪問中、首相府エフカン・アラ事務次官と国家諜報機構エムレ・タネル事務次官も、イムラル島を訪れたという。欧州拷問抑止委員会(CTP)からマウロ・パルマ率いる5人の委員が、1月26日~27日の間イムラル島とブルサで査察と面会を行った。

パルマの他に、ベルギーからマルク・ネウエ、オーストリアからジーン・ピエール・レステリーニ、スイスからティモイ・ハーディング、マイケル・ニューラウター委員らが参加した査察団はイムラル島で(収監者らとの)面会を行ったが、11月14日に新しい収監牢に移されるオジャランと、島に送られたPKK(クルド労働者党)のシェイフムズ・ポイラズ、ジュマル・カルス、ハスビ・アイデミル、バイラム・カイマズと、トルコ労働者・農民解放軍(TİKKO)のメンバーであるハック・アルカンとの面会が大部分を占めた。査察団は、法務省関係者に、セントラル・ヒーティング・システムが稼働し、24時間温水が出る監房や、受刑者が弁護士や家族とおこなう面会のための部屋、そして世界水準に達している刑務所の設備状況を気にいり、これらのことをレポートに反映させるつもりであると語ったとされる。

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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:18396 )