アフマディーネジャード「今年の革命記念日はリベラル資本主義体制の葬式となるだろう」
2010年01月30日付 Mardomsalari 紙
ファジル10日間の中でもバフマン月22日が頂点であることに、疑問の余地はない。われわれが行うことはどれも価値のあることだが、しかしバフマン月22日は特別だ。たとえ一年間を通して、われわれはファジル10日間の名の下に活動を行っているとしても、それによってバフマン月22日の重要性が減じるようなことがあってはならない。
中には、次のような疑問を持つ人もいるかもしれない。つまり、バフマン月22日及びファジル10日間に、人民は一つの義務的な約束事・習慣として毎年参加するものなのか、つまり果たしてバフマン月22日は反復的な一日にすぎないのか、という疑問だ。しかしながら、ファジル10日間、及びバフマン月22日には、解明を待つもう一つの真理が隠されているということに、注意を払わなくてはならない。
革命とは、頂点を目指す一つの運動である。31年間、同じ輪をぐるぐると回り、ある一定の地点を一定の間隔で通過する、というようなものではないのだ。そうではなく、われわれの革命は高き頂点を目指す登山隊に似ている。〔毎年〕繰り返し訪れるバフマン月22日は、革命の理想的頂点へと登り詰める際の〔途中の〕停留所なのである。
私はある新聞記者に、西洋の首脳たちは男らしさのない臆病者である、と言った。なぜ彼らは、イランでは人権が守られていない、などと吹聴するのか?西洋の首脳たちは全力を尽くして、最近の〔大統領選挙後の〕混乱でイランに介入し、イラン国民のあらゆる敵を動員しようとしてきたが、しかしイラン国民の選択の前に敗れ去った。彼らには、この敗北を受け容れるだけの男らしさがなく、言い訳に終始している。彼らも勇気をもち、〔人権侵害でイランを非難するという姑息な行為ではなく〕やりたいことをはっきりと言うべきだ。
彼らはエネルギー、文化、国際政治を支配するために、中東に介入したがっている。実際、イギリス帝国は中東の無料のエネルギーの上に成り立っていた。しかしこの地域は、世界の政治の結節点である。われわれがこのような支配を認めるようなことはない。
あなた方〔=西洋〕は中東を支配しようと欲している、ということをはっきりと宣言するだけの勇気が、われわれにはある。このようなこと〔=西洋による中東支配〕を決して許さないだけの力が、われわれにはある。あなた方がこのようなマネをすることを、イラン国民、そして地域の諸国民が許すことはない。もし〔核〕爆弾を作りたいのであれば、作ると明言するだけの勇気が、われわれにはある。もし作ろうと思えば、あなた方の顔色をうかがったり、あなた方を恐れたりするようなことは一切ない。しかし作らないと言っている以上、実際に作るようなことはない。
( 翻訳者:斎藤正道 )
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