「アメリカ崩壊は差し迫っている」:ミーガーニー司令官
2010年01月25日付 Mardomsalari 紙
ハータモル・アンビヤー防空基地のミーガーニー司令官は、中東地域においてイスラーム主義が日増しに拡大を続けていることについて言及し、「今日の抑圧主義者たちは、革命の巨大かつ強力なうねりに直面している。今後、彼らの居場所は地域からなくなるだろう。われわれは自信をもって断言する。彼らは早晩、地域を去らざるを得なくなるだろう、と」と強調した。
メフル通信によると、《ファジル(夜明け)10日間》を目前に控え、ハータモル・アンビヤー防空基地の合同朝礼で演説したアミール・ミーガーニー氏は、抑圧者たちに対するイラン・イスラーム共和国体制の思考と行動の乖離について指摘し、次のように指摘した。「こうした思考と行動の大きな乖離が、神聖なるイラン・イスラーム共和国体制への脅威を常態化させている。われわれはイラン・イスラーム共和国の領空の防衛という任務を帯びている以上、昼夜を問わず努力を続け、自己犠牲の精神と緊張感をもって戦闘能力の向上に努めなければならない。全力を尽くして、この神聖なる任務を最高の形で成し遂げなければならないのだ」。
同氏は欧米の理論家たちの議論を引用して、次のように述べた。「アメリカの崩壊が差し迫っているのは、確実である。この崩壊の主な要因は、多くの国家や国民が同じ精神性を共有し、精神主義を唱えているためだ」。
同氏はさらに、「この崩壊は、経済の次元でも明らかだ。また軍事的な次元でも、彼らがイラクやアフガニスタン、レバノン、パレスチナなどで喫した敗北を考えるならば、現実のものとなろうとしていることが分かる」とも指摘した。
ミーガーニー氏はその上で、次のように加えた。「我が軍の自衛・戦闘準備には、信仰心や誠意なる意図が織り込まれている。このことは、イスラーム的イランの軍と、我が敵の軍組織とを区別するものである。このことが、ハードウェアや設備の次元でわれわれが手に入れてきた先端的な科学技術とともに、あらゆる侵略者に対する絶対的優位を、親愛なる我が祖国軍にもたらしているのである。これにより、あらゆる侵略者は親愛なる我が祖国への侵略を諦めざるを得なくなっているのである」。
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( 翻訳者:浅井優 )
( 記事ID:18438 )