高等教育機構「大学入試日程変更なし」―係数問題で行政裁判所・行政訴訟局へ異議申し立てへ
2010年02月10日付 Hurriyet 紙

YÖK(高等教育機構)の理事会は終了した。YÖKは係数問題で行政裁判所の判決にまた異議申し立てを行い、大学試験の日程は変更されないもようである。YÖKは異議申し立てを2月15に行なう予定である。

YÖK(高等教育機構)副理事長であるDr.イェクタ・サラチュ教授は「大学入試の日程は、現在この状況下においては何の変更も行いません」と発言した。

YÖK執行部は、行政裁判所がYÖKの係数一律化の決定を棄却したことを検討するために行っていた理事会に終止符を打った。
理事会後に記者会見を行なったサラチュ教授は、行政裁判所の行政訴訟局への異議申し立てが規定期日までに行われると述べ、「行政裁判所第8法廷により下されたこの係数問題に関する判決は、問題の実質的な側面が完全に理解されていないことによるものではないかと、われわれは考えております。よって、訴訟管理委員会において我々が正しいということが証明されると考えております。この件において、我々の正当さがそこに記録されると信じています」と発言した。

サラチュ教授は「大学入試日程の変更」についての質問に、「現状況下において、変更はありません」と述べた。

「異議申し立てが却下される可能性が、浮かび上がっているか否か」という質問に対して教授は、「我々は行政裁判所第8法廷の判決は、問題の実質的な側面が凝縮されていたために、把握が不完全だったために起こったと信じています。ですので、これから行う異議申し立てが、いずれ我々が正しいということを証明すると信じています」と述べた。

サラチュ教授は、YÖK総会も先日発表された日程で実行されると語った。

「新たなやり方で活動するために、異議申し立ての結果を待っていますか」という質問に対しては、YÖK副理事長サラチュ氏は、「はい、我々の異議申し立てで、我々が正しいということが証明されることを信じていますのでの」と発言した。

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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:18450 )