日本製は良質・・・は過去の話?―トヨタ・ホンダに続き、飛行機の座席
2010年02月11日付 Radikal 紙

トヨタやホンダに続き、今度は航空機の座席を製造している小糸工業が、製品の回収に踏み切った。

航空機の座席を製造している小糸工業の掛川隆社長は、「32カ国で運行されているボーイング機1000機に取り付けられている15万席を、製造過程での座席強度不足により、回収することを決めた」と述べた。座席が新しい強度検査に通らなかったためこの決定をしたとする掛川社長は、最初昨年、この問題に気づいたことを述べた。

日本の、前原誠司国土交通相は、事件を恥ずべきこととしており、小糸工業に厳しい形で罰則を与えるべきだと話した。前原国土交通相は座席が必要な品質と強度基準を満たす形で再度検査されることを望んでいると述べた。

小糸工業の関係者は、回収された15万席が検査され、手直しされる件に関して唯一恐れているのは、それらの座席の引き渡しが期日内にできないということであると語った。

小糸工業の座席は、最も多くは全日空(ANA)、カナダ航空、KLM、スカンジナビア航空やシンガポール航空に使用されていることが明らかにされた。

小糸工業株の20%は、先週ブレーキの不具合により何百万台もの自動車のリコール問題を発生させたトヨタ自動車が所有する。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:18458 )