サウジとカタールがビジネス協力のための評議会を設立
2010年02月10日付 al-Hayat 紙

■ スルターン王子「サウジ・カタール評議会における前向きな精神は開発に資する」

2010年02月10日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面

【リヤド:本紙】

 サウジアラビア副首相兼国防航空相兼総査閲官であるスルターン・ブン・アブドゥルアズィーズ皇太子は昨日、サウジ・カタール実業会議の第1回会合開催にあたって、アズィーズィーヤ宮でカタールのハリーファ・ブン・ジャースィム・ブン・ハマド・アール・サーニー商工会議所会長とカタール財界有力者ら、サウジアラビアのアブドゥッラフマーン・ブン・アリー・アル=ジャリースィー商工会議所副会長および国内の各商工会議所の会長らと会見した。

 スルターン王子はカタールからの来賓に向けた歓迎のスピーチで、「皆さんを第二の故郷であるサウジアラビア王国で、皆さんの同胞[であるサウジアラビア国民]とともに歓迎するのは喜ばしいことです。この機会に、両聖地の守護者アブドッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王ならびにハマド・ブン・ハリーファ・アール・サーニー首長殿下の期待とビジョン、両国の歴史的な強い絆に適った特別な関係を褒め称えたいと存じます」と述べた。

 またスルターン王子は「サウジ・カタール協調評議会は、この紐帯を強めるという両国指導部の願望を実現するために発足した。サウジ・カタール実業会議の第1回会合において支配的だった前向きで真摯な精神は、評議会が両姉妹国民の共通の利益を実現するのに顕著な役割を担い、両国の開発に資する投資プロジェクトが進む契機になると我々は確信している」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:18482 )