高等教育機構会長、「大学入試係数問題へ、解決策はある」
2010年02月15日付 Hurriyet 紙

高等教育機構会長ユスフ・ズィヤー・オズジャンは、行政裁判所に対する異議申し立てを今日(15日)就業時間中に提出することを明らかにし、この申し立てが却下されたとしても多くの代替案があると述べた。高等教育機構が行った発表では、「私たちの行政裁判所に対する異議申し立てが片付くまで、係数問題は私たちの案件にはならない」とされた。

ユスフ・ズィヤー・オズジャン会長は、アトゥルム大学に設置された(金属成形)総合センターで視察を行った。

オズジャン会長は、センター入り口でマスコミからの質問に対し、行政裁判所による係数(得点調整)問題に関する執行停止決議にたいし、今日(15日)異議申し立てをすると述べた。そして、「私たちの異議申し立ては現時点で準備中であり、まだ終わっていない。就業時間中に終わらせるつもりだ」と話した。

「行政裁判所が高等教育機構による異議申し立てを却下した場合、新たにどういった方策を考えていますか」という質問に対し、オズジャン会長は次のように話した。「何度も言っているように、多くの代替案がある。受験生はどうぞ勉強を続けてほしい。今のところ受験生を煩わせる問題はひとつもない。今問題になっている改定は、2次試験以降に関わることだ。点数がどのように計算されるか、振り分けがどのようになされるか、という問題である。だからどうぞ心配せずに受験勉強を続けてほしい」

ユスフ・ズィヤー・オズジャン会長は、質問に対し、試験日程には全く支障がないことを強調した。また、新しい別の係数式が出てくるのか否かについての質問に対しては、「一つではなく、複数の係数式がある」と答えた。

■異議申し立てが片付くまでは、係数問題は私たちの案件にはならない
高等教育機構は「2009年12月17日付の係数執行決議の法的有効性と彼らによる異議申し立てが受け入れられると確信し、行政裁判所に対し異議申し立てを行い、それが受理されるまでこの問題は私たちの案件にはならない」とした。

また、同機構による書面発表では、複数の報道機関において「2010年2月18日(木)に行われる高等教育機構総会で、行政裁判所の執行停止決議とその結果が検討されることになるとのニュースが伝えられた」と述べている。

発表では、「高等教育機構による2009年12月17日付の係数改定決議の法的有効性と異議申し立てが受け入れられると確信し、行政裁判所に対して行った異議申し立てが受理されるまでこの問題は私たちの案件にはならない」としている。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:18485 )