75歳のおばあさん、駆け落ち―ヨズガト
2010年02月19日付 Hurriyet 紙


ヨズガトで、2月14日のヴァレンタインデー(恋人の日)の朝、家を出た後帰らず、家族から捜索願が出されていた75歳の女性が、警察によって恋人の家で発見された。

ヨズガトで2月14日のヴァレンタインデーの日に、外出した後、連絡が取れなくなっていた75歳のアイシェ・ビチェルさんが、恋人で78歳のベキル・デミルタシュさん の家で発見された。

シェイフオスマン地区に住む、四児の母アイシェ・ビチェルさんは、電話販売店で携帯電話のプリペイドカードを購入する際に、九児の父であるベキル・デミルタシュさんと知り合った。お互いの電話番号を交換したビチェルさんとデミルタシュさんは、自宅に帰ってから会話する中で、結婚を決めた。アイシェ・さんは、2月14日のヴァレンタインデーの日、家族に買い物に行くと言って家を出た後、連絡が取れなくなった。アイシェ・ビチェルさんの息子のシェムセッティン・ボラトさんは、警察に出向いて、母親が生きているか心配だと 伝え、捜索願を提出した。警察が捜索を開始したのと並行して、シェムセッティン・ボラトさんは、街の地方新聞各紙にも行方不明の広告を出した。5日間、街のあちこちを探した結果、警察の捜索チームはアイシェ・ビチェルさんの痕跡にたどり着き、アシャウ・ノフットル地区にあるベキル・デミルタシュの家で彼女を発見した。警察署に連れて行かれたビチェルさんとデミルタシュさんは、イマームの承認でもって結婚したと語った。事情聴取を受けた二人は、その後自宅へ送られた。

アイシェ・ビチェルさんは、ベキル・デミルタシュさんを一目見て恋に落ちたと語り、「ベキル・デミルタシュさんの家に逃げた。息子が私をすごく探してくれたことは、申し訳なく思っている。今私はとても幸せです」と述べた。

デミルタシュさんも、「知り合って一日したら、レイラ・ビチェルさんが、私に電話をかけてきて、家族と喧嘩をしたからあなたの家に行きますと言った。私も結婚したいと思っていたから、承諾した。待ち合わせをして私の家に来てもらった。とても幸せです」と述べた(注)。

(注)75才の女性の名はアイシェとみられるが、デミルタシュさんはレイラといっている。

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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:18508 )