トルコ全体で2年前まで18000軒あったインターネットカフェが16000軒に減少した。
全国インターネット協会のユスフ・アンディチ会長は、トルコでインターネット接続サービスに契約している世帯数は750万世帯、利用者数は3500万人近くいると発表した。
アンディチ会長は、この数は人口の半分がインターネットに触れ、利用し始めたことを示していると話し、以下のように続けた。「この普及率のおかげで、インターネット普及率で世界のトップ10に入ることができたと言えるだろう。インフラ問題の解決とインターネットの価格低下も大きな影響をもたらした。」
アンディチ会長は、トルコでのインターネットカフェの数が年々減ってきていることについて言及し、「国内にあるインターネットカフェの軒数は約16000軒である。以前は18000軒以上あった」と述べた。
インターネットカフェにあるパソコンの台数も約35万台であると強調した同会長は、カフェの利用客数はおおよそ一日に175万人であると述べた。
同会長はカフェでのインターネットの利用率は35%程度であることに触れ、「その内訳は、25%がゲーム、10%がインターネットだ」と述べた。
「魅力を失った」
アンディチ会長は、インターネットカフェの経営はすでに魅力的ではないと話し、以下のように続けた。
「収入は減り、支出は増える状況にあるカフェ経営は、市民の必要以上の圧力もあり、立ち行かなくなってきた。一部の経営者は閉店し、大半の経営者も閉店直前の状況だ。インターネットカフェ産業は、ここ15年のトルコを席巻し、コンピューター利用者の多くがここから育っていったことを忘れてはいけない。特にこの危機的状況において困難な状況にあるインターネットカフェの経営者たちへの支援を求める。」
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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:18596 )