トルコ式寿司はいかが?―ハムシ(いわし)入り
2010年03月06日付 Radikal 紙


バルトゥンのホテルの経営者がお客様に多様な味覚を提供するため日本で用いられる米酢を用いて作った「ハムシ(いわし)入り寿司」に関心が集まっている。
 
インクム休暇村でホテルを経営するウシュル・ウシュクさんは日本料理を学ぶためにイスタンブル料理学校で15日間のコースを受講後、寿司の作り方を学んだ。

寿司があまり人気がなかったためにいわしを使って作り始めた。同経営者はまず従業員に勧めてみた。これが好評だったので、いわし寿司をレストランのメニューに含めた。

ウシュクさんは自らが経営するホテルのレストランで世界の多様な味覚を提供したいと考え、寿司作りを学んだと語った。

ウシュクさんは寿司を作ることも、食べることもとても楽しいと語り、次のように続けた。
「イスタンブルで学んだ寿司を黒海流にアレンジしたいと思いました。このために寿司の具にいわしを使ってみました。さらに寿司は一般的に全て生魚が用いられると思われています。しかしこれは誤りで寿司は生魚だけで作られるのではありません。私はみんなにこれを伝えたいと思いました。今のところこの小さな試みでもってお客様に寿司をお勧めしています。のりという海草の中に茹でて焼いたいわしを巻いて寿司を作っています。トルコ人の味覚にあうバルド米を使っています。日本人がよく使う米酢、粉砂糖と塩で米を料理します。その後でいわしを使って海草を巻いた寿司ロールを作ります」

ウシュクさんは、食材の多くは海外から入手しており、寿司はお客様からも好評を得ていると述べ、「お客様はメニューでこの料理をみると試してみようとします。最初の印象は今のところ好評です。黒海あるいは他の地域でいわし寿司が作られるとは聞いた事がありません。これが最初のいわし寿司だと思います」と話した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:18626 )